「免疫」のおさらい、そしてヨガ
皆さん、おはようございます☀
渋沢駅南口徒歩5分 ヨガハウス秦野 Nagisaです。
2020年早くも9月になりました。
昨夜、8月最後のレッスンは夜の『リラックスヨガ』で締めくくることができました。いつもありがとうございます。
■ 今日から9月
ここ最近夜風に感じられる秋らしさ。
思い起こせば関東甲信地方の梅雨明け宣言は8/1になされ、そこから連日猛暑が続きました。
何だか1か月後の9月1日の今日、昨夜の激しい雷雨と共に秋らしさが一気に深まる予感がします。
とは言え秋と言いきるには、まだ早い9月。この後まだ残暑を感じる日もきっとあるでしょう。
ちょうど現在沖縄に大きな台風が来ていますが、9月は台風月であり、大気の状態も不安定な季節の変わり目です。
■ お元気ですか?
そんな自然界の影響と「Withコロナ」の“新しい生活様式”が始まってしばらく経ち、心身の疲れ・ストレスの影響などが出てきやすい時期かと思います。
このライフスタイルの中で今のご自身のココロとカラダの健康はいかがでしょうか?
ご自身を労わる時間は取れていますか?
周りへの気遣いと同じ位かそれ以上に、ご自愛の時間とれていますか?
…昨夜のクラスではそんな問いかけをご参加の皆さんにさせて頂き、お互いの事をシェアしてクラスを始めましたね☺
■ おさらいしよう『免疫』
さて、そんな風に心身が揺らぎがちな条件がそろってしまうこの時期、今一度自分の中でも整理したいなと思っているのが健康を守る「免疫」について。ご存じのことも沢山おありかと思いますが、ご自身や大切な人の健康を守るために。
コロナ禍とこれから流行るインフルエンザとの関係も懸念されているこれからの時期に。
よろしければぜひご一読ください。
■ 免疫(システム)の種類について;一次免疫
さて、「免疫」或いは「免疫システム」とは呼んで字の如く「疫(病)から免れること、そしてその組織体系。」
身の回りには人を病気にしてしまう外敵(細菌・ウィルス・バクテリア)がウヨウヨ存在していますが、それでも簡単に病気にかからないのは、免疫システムが備わっており、外敵=「非自己」(自分でないもの)を体の外に追い出そうとするシステムがあるから。
まさにコロナウイルスは新しく現れた非自己ですね。
そして非自己を第一関門として守ってくれているのが皮膚や粘膜で、非自己が体内に入ってこないようにすることを「一次免疫」といいます。
皮膚からの感染は基本的に傷が付いてない限り感染はしないと言われていますが、口からお尻までの管の表面の粘膜から、非自己が自分を攻撃する状況が起こってしまった場合、入ってこないように働いてくれるのが「粘膜免疫」です。
ここで分かるのは最初のディフェンスで必要な第一関門・一次免疫を死守することですよね。
つまり、【体内に入れない!】ことがそもそも大事!!
ピンと来ると思いますが、コロナ予防に他からの飛沫で自分の鼻や口の粘膜を防ぐマスク予防やアクリル板は効果的です。また、ウィルスや細菌がついてしまったかもしれない手で口や鼻の粘膜を直接触らない意味でも効果的ですし、手指洗浄・消毒、うがいも大切!
■ 免疫(システム)の種類について;二次免疫/免疫細胞について
生憎、体内に入ってしまったものには「二次免疫」が働きます。いわゆる発熱や下痢などの症状で対処してくれる機能です。
二次免疫は、白血球の一種である「免疫細胞」が、細菌やウィルスの侵入を阻止したり、攻撃したりして、反応を起こし、病気になるのを防いでいます。
免疫細胞は毎日骨髄で作られていて、主に細菌などの微生物の退治を担当する「顆粒球」と、ウィルスの退治をする「リンパ球」があります。
■ 免疫力(機能)は上がるのか
ここまでで一次免疫は割と自分でもコントロールしやすそう…つまり、コロナで考えればマスク着用・手洗いうがい・蜜を避けるなど…ですが、二次免疫はどうだろう?!ですよね。
そしてよく言われる「免疫力を上げる」はどちらかと言うとこの二次免疫を高めようという主旨なのではないでしょうか。
そしてヨガで免疫力は上げてくれるのでしょうか…?
ここまでお伝えした通り、免疫機能は本来備わっている機能。
例えば、白血病やがん治療の抗がん剤の使用により二次免疫のレベルは著しく低下してしまいますが、健康であれば大きな変化は起きにくい模様。そして、元々備わっている機能や強さを更に高めるというのは難しく、むしろ
「免疫力を『上げよう』」は 「免疫機能を『下げない様にしよう』」
と言うのが正確な表現になる様です。
■ 免疫機能の維持には自律神経のバランスを整えること
細菌・微生物退治の顆粒球は交感神経、ウィルス退治のリンパ球は副交感神経の支配を受けていて、互いに連携しながら免疫パワーを発揮します。
自律神経のどちらかが活発になりすぎたり、On-Offのスイッチがうまく切り替わらなかったりすると、免疫力が低下して、体調が崩れる原因に。
つまり、【免疫力を維持して健康を保つための自律神経のバランスを整えることが大切】で、そのためにヨガは一役かってくれそうです!逆に言うとヨガをすることがダイレクトに下がった免疫機能を戻すというよりは、その免疫機能を司る自律神経のバランスを整える役割を果たします。
また、ヨガはたまにやるのではなく、やはり習慣化することが自律神経を調整するのに効果を最大化させるキモとなりそうです。
■ 免疫機能を落とさないために大切な事
最後に免疫機能を落とさないために大切なことの例を挙げておきます。
- 過度な運動(動きすぎ・高負荷トレーニング);例えば、マラソンやバイクマシンをバーッと60分漕ぐ様な高強度の単発運動をするとその後3時間くらいは免疫機能が下がり、その間に非自己からの影響を受けやすくなるそうです。そして、機能が戻るまでにまた同じ3時間くらいかかると言われています。
- 脱水を伴うような減量;一次免疫機能を下げる。
- 睡眠不足
- 10時間以上のフライト
- 慢性的なストレス
Etc…
いかがでしょうか?
改めて自分の生活の組み立て方を調整し、免疫機能を維持するために何が必要か、何を減らすか。どうすればしっかり休めるか、など決めて実行する参考になれば幸いです。
■ 最後に
ヨガハウス秦野では定員人数の制限、換気、講師のマスク着用などのコロナ対策を行いながら安全にクラス運営をしております。季節の変わり目の体調管理にヨガの事ならヨガハウス秦野まで!皆様のご参加、心よりお待ちしております。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
ヨガハウス秦野
Nagisa